2022年夏、仕事や生活の中に潜む音楽/ダンスを楽しむ「ふるまい部」が京都芸術センターに発足します。
道で拾った石を使って演奏したり、学校や会社での振る舞いからダンスを作ったり、とにかく大きい音を出してみたり……と、たくさんの遊びを通じて音楽やダンスの面白さと奥深さを、様々なかたちで体験する部活です。また参加者の方々と相談の上、特別講師を招いた活動日も設けるかもしれません。
全ての日に来れなくても、気が向いたときだけの参加も可能です。8月6日と7日には、集まった方々との発表も予定しています。
部活動の様子はInstagramにて更新予定!
※部員募集は7/3に終了しました。沢山のご応募ありがとうございます!

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入部説明会も開催!
6月18日(土)19:00〜20:00@オンライン(Zoom/無料・申し込み不要)
部活詳細
顧問:額田大志、山下恵実
活動日:7月19日(火)〜8月7日(日)内の火・木・土・日
火・木 18:00〜20:00
土・日 14:00〜17:00
※全日参加でなくとも可
※8月6日〜7日のみ、発表に参加される方は10:00〜19:00を予定
活動場所:京都芸術センター
※参加者と相談の上、変更の可能性あり
部費(活動の材料など実費として):2,000円
※全ての回に参加可能
対象: 高校生(15~18歳のコース含む) 〜大人
定員:15名
募集期間:2022年6月5日(日)〜7月3日(日)23:59
※応募多数の場合は、抽選結果を7月7日(木)までにご連絡します
顧問コメント
額田大志
私は学校といえば部活動、というくらい、部活のために学生生活を過ごしていました。特に高校時代はブラスバンド部、軽音楽部、放送部、そして文芸部(幽霊部員)と4つの部活を掛け持ちしていました。ただ、全て大会に出るタイプではなく、文化祭に向けて活動するタイプの部活でした。なのにどうして、そんなに部活にハマっていたのか、今でもわかりません。なんとなく家やクラスとは違う、部活が終わったら100円の「はなまるうどん」を食べにいくような、そんなゆるい繋がりを求めていたのかもしれません。
京都芸術センターは元小学校です。長い歴史を持ったこの場所を使って、なんだか不思議な「ふるまい部」が始まります。私と山下さんが顧問を務めるのは8月7日までですが、それ以降も続いていく部活になったらと思っています。
「ふるまい部」に全国大会はありませんが、3年後にはFUJI ROCK FESTIVALに出演しているかもしれません。それくらい、なんだか変、だけど真面目で、思わず入りたくなる(?)部活が京都で始動します!
山下恵実
学校や仕事や生活のすきま時間にふらっと遊びに来て、真剣に取り組んで、また日常に戻っていく、そんな場を京都芸術センターにつくります。音楽やダンスの経験は問いません。学校でちょっとやったけど、くらいの方も大歓迎です!経験や知識に差があっても楽しめるやり方を一緒に見つけていきましょう。部活ってそういうものなのかもしれないなと思っています。
中学生の頃はソーラン部に入っていました。ソーラン節もダンスも経験はないし、興味もあまりありませんでしたが、一生懸命練習しては、大分県内のお祭りで披露していました。気づいたら副部長になっていました。
高校生の頃は演劇部に入っていました。こちらも全く未経験のまま、なんか面白そうと思って入部しました。気づいたら全国大会で優秀賞を貰っていました。
「ふるまい部」もゆるいつながりの中で、気づいたら”何か”になっているかもしれません。部員のみなさんとの出会いを楽しみにしています!
顧問プロフィール
額田大志

1992年生まれ。作曲家/演出家。東京藝術大学で作曲を学ぶ。2017年に8人組バンド・東京塩麹としてデビュー。2018年にFUJI ROCK FESTIVALへ出演。また2016年より演劇カンパニー・ヌトミックを主宰。俳優やダンサー、ミュージシャンなど、出自の異なるパフォーマーの個性を最大限に活かして作品を立ち上げるボーダレスな演出を得意とする。2021年に上演した『ぼんやりブルース』で第66回岸田國士戯曲賞ノミネート。主な受賞歴に第16回AAF戯曲賞大賞、こまばアゴラ演出家コンクール2018最優秀演出家賞。舞台音楽家としても活動し、Q/市原佐都子、岩渕貞太、Aokid、パスカル・ランベール、コンプソンズなど国内外のアーティストと協働。
山下恵実

1998年生まれ。演出家/振付家。ひとごと。主宰、青年団 演出部所属。埼玉県立芸術総合高校 舞台芸術科卒業。演劇作品やダンス作品の創作の他、こども参加型公演や、ワークショップを行うなど、アウトリーチ活動も積極的に行う。横浜ダンスコレクション コンペティションⅡ 奨励賞受賞。